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『星守る犬』

タ「お嬢は電車の中で泣いたんだってさ」
2009-07-31 星守る犬

巷で静かに話題になっているそうですね。
村上たかしさんのマンガ、『星守る犬』。
ずいぶん前に書店で見かけて、購入してました。
帰りの電車の中で読んだら超ヤヴァかった。
慌てて閉じましたのことよ。


不器用で事なかれ主義、でも
本当は寂しがり屋で、心根の優しいおとうさん。
平凡だけが取柄の、人に迷惑をかけないことが自慢の、
昔かたぎのおとうさん。
家族にも誰にも理解されなかったそんなおとうさんを
ひたすらに慕う一匹の犬、ハッピー。
仕事も家族も健康もなくしたおとうさんに寄り添い、
最期の時を一緒に過ごす。
一人と一匹の、人生最後の旅。
おとうさんと過ごす時間だけを望んでいたハッピー。
でもそれは長くは続かない夢。すぐそこに悲しい事件が待っていた・・・。

悲惨な結末。
おとうさんの選択は無責任だとも思う。
でも、自分が死ぬ前にハッピーのために扉を開け、
「すまん」「ありがとう」と告げたおとうさんの心は真実。
そうなる前になんとかできたでしょ、なんて論争は
ここではあまり意味のないものだと思います。
社会に適応できず、生き抜く術をもがれた
現代の弱者の縮図を見たような気がしました。

人間の傲慢さ、身勝手さがやるせなく、
犬の純粋さにただただ泣けるのです。

「不思議なもんだな。何もかもなくなったのに
 隣におまえがいるからって、ヘンに幸せだぞ」

というおとうさんのセリフが、妙に心に染みました。

でもそれならばなおのこと
犬を残して死んじゃいかんのだけれども。

号泣と憤りの覚悟ができた方はぜひ。

星守る犬星守る犬
(2009/07)
村上 たかし

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2009/10/05 22:52 | おすすめCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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